【カミングヮとは?】家族を癒す沖縄の正しい家相

カミングヮとは?家族を癒す沖縄の正しい家相ブログ
スポンサーリンク

カミングヮとは?

地相家相についてネットで調べていると、
沖縄のSNS掲示板でいくつか『カミングヮ』というワードが出てきた。

カミングヮ?神の子??
何だろう、、、、カミングヮって。

カミングヮとは沖縄の方言で神の子という意味。

調べてみると。。。
沖縄のボーダーインク社から出版されている
著者の長嶺 伊佐雄さんの本だという事が分かった。

掲示板では
長嶺さんのカミングヮを参考にして家を建てたという方や
実際に長嶺さんにお会いして、土地を見てもらったという方も沢山いて
他にも長嶺さんに関する掲示板がいくつも出てきました。

気になった私は本屋さんへ行って
その本を探してみる事にしました

『カミングヮ』は沖縄の風習や文化のコーナーに
並べられていたのですが
私は本を購入し早速、読んでみる事にしました

読み始めた私は、本の内容にとても驚きました、、、

そこには、私と同じ様に引越し新築後
心身共に体調が悪くなってしまった方々の
エピソードが書かれていて

それから、どうしてそうなったのか?という原因と
これからどうすれば良いのか?
という改善法まで書かれていたんです、、、

スポンサーリンク

『カミングヮ』という本で著者、長嶺さんが読者に伝えたい事とは?

家に帰って『カミングヮ』を読み始めた私。
著者である長嶺 伊佐雄さんは幼少期から祖先の声、
つまりは霊と語る事ができる不思議な力を持った生まれをした方
(沖縄ではサーダカウマリといいます)だったそうなんです。

もう一人の著者である
息子さんの長嶺 哲成さんは、、

「多くの人は、このような人の言葉を鵜呑みにすることはできません。
霊感がまったくない僕自身がそうでした。」

「しかし、父の言葉を信じて家を直し、家族の健康が取り戻せたと
証言する方々が次々と現れたことで、僕の考えが変わりました。
とお気持ちを綴られていました。
※ボーダーインク社『カミングヮ』より抜粋

実は『カミングヮ』
最初に出版されのは1998年だったそうで
それ以降、版を重ねて2011年に新装版が出る程、
沢山の方に読まれたベストセラー本なんだそうです

著者の長嶺 伊佐雄さんは常々、
「家は人間にとって母体と同じ。母体が健全であれば
その中で育つ人間も健康になる。」と語り※ボーダーインク社『カミングヮ』より抜粋
一人でも多くの人にわかってもらおうと努めていたそうです。

スポンサーリンク

【カミングヮ】の正しい家相とは?

『カミングヮ』では著者の長嶺 伊佐雄さんが
祖先に声に教えられたという「正しい家の造りかた」について
以下のことであるとされています。

家を建てる土地は清めること
(地中に汚物や廃棄物などがあれば撤去する)
屋敷囲いをする
朝日がよく入るように家は南か東に向けて建てる
床の間は東か南に向けて明るくする
台所やトイレ、風呂場などの水回りは
北西に小さくまとめる
一つの敷地内に複数の建物を造らない
※ボーダーインク社『カミングヮ』より抜粋

また、「家は人間の身体を想定して造りなさい」
※ボーダーインク社『カミングヮ』より抜粋
と教えられたそうなんです

床の間を家の頭と考え、
常に太陽の光が入る東か南に向けて造ると、
お尻の部分(トイレなどの水回り)は、北西の位置になるというもの↓

カミングヮの家相
カミングヮ家相

人間の身体?と最初は思いましたが、
実際に絵をみた時には、なぜか納得。ものすごく分かりやすい!と感じました。

どちらも東南の方向に少しづつ傾いています。
家の向きを東西南北の方角にピタリと合わせると
「正中する」といって悪い家相になるため、
必ず方角をずらすのだそうです。

1、家を建てる時は土地を清めること

家を造るときには、必ず土地を清めてから造る。
これが絶対条件だそうです。

購入した土地は前の地主に代わって
責任を持って大切にする事。

一番気をつけるべきことは
地中に隠れている汚物で家畜小屋の跡や、
前の持ち主が使っていた浄化槽などが
地下に埋められている場合はきれいに取り出すということ、
必ず汚れていない土、または砂で
屋敷を綺麗にすることが大切なのだそうです。


確かに気になりますよね、、、
昔この土地に何があったのかとか、井戸は無いかとか。

スポンサーリンク

屋敷囲いをする

屋敷囲いは、
人間にとっての洋服みたいなもの、
家を造る時には忘れてはいけないものなんだそうです。

屋敷囲いをすると、
土地屋敷の神様方の居心地を良くし
囲った範囲をそこに住む人間が
神御無礼のない様に大切にすれば、
その家族は土地屋敷の神様方によって守られるのだそう✨

屋敷囲いが無いと、全然落ち着かない気がします
私も絶対屋敷囲いはしたいと思っていました。防犯的な意味でも。

朝日がよく入る様に家は南か東に向けて建てる

土地を選ぶ時には、
土地の東側に山や背の高い障害物などがあり、
朝日が入らない様な場所は絶対にお勧めしないそうです。
太陽の光が入ってくる方角には何も遮断物のない場所を選ぶと良いのだそうです。

私達が家を建てる予定の土地には、
既に東側に2階建ての住宅が建っていたので、
太陽の光が沢山入る様に
設計士さんと相談しました

床の間は東か南に向けて明るくする

床の間は、人間でいうと頭の部分です。
長嶺さんは、

「床の間とは悟りを開くための場所または部屋なり。
陽を当てること、きれいにする事」
「太陽は生き物になくてはならないもの。
草や木や動物に太陽の日差しが与えてくれる力は大きい」
※ボーダーインク社『カミングヮ』より抜粋

という意味の事を祖先から教わったのだそうです。

家を生き物だと考えると、人間で言えば頭の部分にそのエネルギー
与える事がとても大切だという事です。

床の間が暗くじめじめした場所は嫌ですよね
私は畳間が癒しの場所なので、
床の間は太陽の陽が沢山入る場所であって欲しいと考えてました✨

スポンサーリンク

台所やトイレ、風呂場などの水回りは北西に小さくまとめる

土地を清めることと同様に大切なのが、
建物の水回り。『トイレやお風呂場、台所は必ず家の北西に』
そして、『できるだけ小さく造ること』です

水を使う場所は必ず汚れ物が出てくる為、
それが土地を汚す事も十分考えられるからだそう。

この「水回りを北西に小さくまとめる」というのが、
なかなか難しく、、、
私たちも間取りを進める中で
1番時間をかけた部分だったと思います

一つの敷地内に複数の建物は造らない

大きな敷地に住んでいて、
空いている土地に建物を造る場合は
必ず二つの棟の境界線をはっきりと区切る必要があるそうです。

「屋敷囲いは忘れずに」という説明でもあったように
一軒ごとに神様が宿りますので、境界線が無いと一つの敷地に
二軒分の神様を同居させることになり、神御無礼になるのだそうです。

境界線を明確にすることが神様の居心地を良くするのだとか
※屋敷囲いは、木や竹などの生け垣でもOKだそうです

土地屋敷に宿る神々

人が家を建てるために
土地を購入したり借りたりすると、
その人は管理する事になった土地を
汚さない様に責任を持つことが大切とされています。

それは、家を建てるために土地を区切った時から、
その範囲には神様が宿るからなのだそうです

また、家の屋根を造った(葺いた)時には、
家の中では一番大きな神様「紫微鑾駕」が宿ると考えられています

『カミングヮ』では
沖縄では家を造ったら基本的に五カ所で
神様を崇めますと書かれています。

●土地の神様
●紫微鑾駕(シビランカ|家の中心に宿る神様)
●竈の神様(火の神)
●床の間の神様
●フールの神様
※ボーダーインク社『カミングヮ』より抜粋

これらの神様に御無礼の無いよう、
家に宿る神々の、居心地の良い家を造る事が
良い家相なのだそうです

沖縄では、
土地は神様からお借りして、
その上に私達は住まわせてもらっていると
考える御年配の方も多くいらっしゃいます。

土地や屋敷の神様に感謝し、
手を合わせる行事が節目節目にあり、
今でも沖縄では大切にされていますよ
(火の神様への拝み・屋敷の御願など)

スポンサーリンク

まとめ

これら『カミングヮ』の正しい家相とは
実は、沖縄では昔からよく言われていて、
伝統的な家を造る際の教えそのもの

今ではその存在さえ知らない若い方々も多いのですが、
長嶺さんは、
その伝統的な家造りこそ
住む人の健康を守るため先人の知恵だったと語っていたそうです。

いかがでしたか?
私は、知らない事ばかりで、、、正直驚きました。

ですが、これらの伝統的な家を造る際の教えは、
どれも家造りに取り入れられるものばかりだと感じました。

以上が『カミングヮ』を読んで私が家造りで参考にした部分です。
本『カミングヮ』には沢山の方の体験談と改善方法が書かれています、
これからマイホームを検討している方は
是非一度、読んでみて欲しい一冊です

↓お気に入りのアイテムや愛用品はこちらに↓

ブログ村のランキングに参加しています♡
\ポチッとして頂けると日々の励みになります/
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました